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原発周辺の野生動物
最終更新: 2020年1月16日
福島県の事故のあった原子力発電所周辺に多くの野生動物が生息していることが確認されたとのこと。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35147756.html
人間が立ち入らないことで野生動物が生息しやすい状況になったと思われる。
宮崎駿原作の「風の谷のナウシカ」の世界のようだ。
人間によって引き起こされた環境汚染による腐海。腐海の底では徐々に環境が浄化され、新たな生命が育まれている様に近いように思える。
放射能は自然界により浄化が促進されることはないと思うが、
そこで生きる動植物は放射能に対抗する力のある個が残りやすい状況になるのだろうと考えられる。
在来種が増えることで、ニッチな状況が生まれ多様性も育まれていく可能性もある。
現在、人間界ではグローバル化が推し進められているが、
新たなフロンティアも徐々に食い尽くされつつある。
その先はどうなるのであろうか?
フロンティアが無い状態で生きる社会になることが予想される。
かつての江戸時代のような閉じた社会。
グローバル化を経験した我々は新たなガラパゴス化を迎えることになる。
別の言葉に言い換えれば、それは多様性のことでもある。
これからはローカル度をいかに向上させるかが重要になり
それが持続性を育むことになる。
弊社は「建築を編集する」設計事務所として持続可能性そしてSDGsを追求していきます。
オルタナティブ無垢フローリングはその一手段です。

