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共産党大会開幕


中国共産党の第19回目の党大会が本日開かれた。習近平国家主席は演説で「現代の社会主義国」を築くと表明した。

http://jp.reuters.com/article/xi-speech-idJPKBN1CN08G ロイター

 演説の中で、海外からの投資の緩和を促進したり、金融システムの市場志向を進化させると語ったとのことだ。共産党一党独裁の元、情報の真偽が付きづらいことや、方針が180度急に変化するなどのリスクが付きまとう状況で、果たして海外が中国に投資をするであろうか。他に魅力のある国がある状況では難しいと言わざるをえない。

 また、都市部と農村部の格差の是正や、環境問題の解消にも取り組むと表明したようだ。非常に好ましい弁だが、これも共産党一党独裁という体質から疑問符がつく。都市部と農村部の格差を是正させるということは、都市部並みに農村部にも富の分配が進むことを意味するわけだが、財産所有を認められていない中国で果たしてそれは可能なことであろうか。中国のこれまでの体制は外需頼みの体質であり、内需を充実させることが今後の課題であるが、それを達成させるには同時に民主化を進めることでしか達成しえないという矛盾が内包されている。また、12億人の富を保証するほどの資源がこの地球上にあるであろうかという点も気になる。これ以上に規模を拡大することは今以上に環境破壊を進めることに他ならない。

 資本主義にしろ社会主義にしろ経済成長し続けなければいけないという点は同じである。個人の自由な発想や財産で投資を行い経済成長するのか、トップダウンで計画的に成長を目指すのか、手段が違うだけで、目的は同じなのだ。問題なのは経済成長し続けることが果たしてできるのかという大命題にある。


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