低金利継続

November 6, 2017

 黒田日銀総裁は今後も現在の大規模金融緩和を継続していくことを語ったとのこと。

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-06/OYZ2PP6S972801 ブルームバーグ

 

 いま日銀が行えることは金融緩和以外にはありえない。日銀はやるべきことを行っていると言える。一方で、三菱UFJを始めとする3大金融機関からは非難の声が出ているようだ。国債がゼロパーセント付近にあるため、大量に抱える金融機関としては利益が上がらないといったところだろう。デフレでなければ、金融機関は各企業に融資することで利益を得ることができるが、将来的な採算が見込めないと踏んでいる企業はお金を借りないため、それも行えない状況だ。本来は政府が国債を発行することで財政出動を行い、需要を喚起するのだが、現在の政府の方針ではそれもほとんど期待できない状態だ。

 

 三菱UFJはデジタル貨幣であるUFJコインなるものを導入することに決まったという報道があった。これは1コイン=1円というレートだ。このデジタル貨幣が普及し、様々な店舗で現金なしで決済ができるようになり、しかもポイントが付与されるようなったとしてら、どうなるでしょうか?これは事実上金利が付いたということを意味する。また、企業にデジタル貨幣で融資することになったとしたら?これはもちろん金利がつく。つまりこの流れがおきれば各銀行が独自の通貨を作り出したと言えるのだ。日銀に行えなかった長期金利の操作が、各銀行が行えるようになるということだ。この通貨では金利をプラスにでもマイナスにでも行うことができるため、経済成長するしないに関わらず、市場をある程度コントロールすることが可能になる。

 

 現在主流の新古典派と言われる経済理論は経済成長することが前提のシステムだが、デジタル貨幣が導入されることで、経済成長を前提としない新たな社会システムの構築が可能になると予想される。限られた地球の資源の中で生きなければならない我々にとっては、望ましい流れと言える。先日、三菱UFJやみずほは大幅な人員削減を発表した。長期的に見て、IT化により人員が不必要になるということなのだろう。彼らが上記のような展望をもって行っているのかどうかは定かではないが、新たなシステムのための行動と言えるだろう。

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