叡智とは

January 23, 2018

 昨夜の降雪で首都圏の交通網の脆弱性が改めて露呈された。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180123-00000049-mai-soci 毎日新聞

 

 予報で事前に大雪に見舞われることはある程度予想ができていたが、事故や交通マヒなどが多く報道されており、回避できなかったようだ。

 現在、社会はより効率化を求めた方向に向かっている。それは物事のスピードがより早くなることを意味する。より早くするために、無駄なものを排除している。この無駄を排除することこそが実は多大な問題を孕んでいる。天候悪化や予想外の事態は必ず起きる。その際には、効率化した社会はその機能を失う。なぜなら、確率の低いことは起きにくいために考えから排除することで効率化を図っているからだ。しかし、確率が低いことはイコール「起きない」ことではない。確率が低いといことは、起きるけれどもある一定期間では回数が少ないというだけのことで、必ず起きることなのだ。

 

 効率化を進めすぎたために、脆弱性に富む現在の社会事情になっている。特に大都市はその傾向が高い。地方で少ないのは効率性を重視する姿勢が都市より小さいからである。言い換えれば、強靭性がある。今風に言えばレジリエンスがあるということなのだ。

 

 現在、世界的に進行しているIT化、IOT化の流れはスピード重視の流れである。昨夜の大雪を教訓に、この流れが脆弱さの裏返しであることに気付くことが人間の叡智ではないのだろうか。

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